誕生石のバリオンカット
誕生石のバリオンカットとは
ミックスカットの内、最初に登場したのはバリオンカットで、1971年のことでした。南アフリカのカット師・バジル・ウォーターメイヤー氏が考案したこのカッティングは、彼の妻であるマリオンにちなんで名づけられ、研磨されたガードル(側面部)をもつ8角形、もしくは四角形のデザインを特徴としています。総ファセット数は、キューレットを除いてクラウン部に25、パビリオン部に29、そしてガードル部に8のトータル62です。バリオンカットの特徴は、パビリオン部に形成されたパビリオンファセット、及び三日月形のファセットによって、上部のテーブルファセットに浮かび上がる十字模様です。