9月誕生石サファイア〜時代を超えて愛される、気高きブルーの宝石〜

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

洋服もジュエリーも少しづつ秋物を取り入れたいですね。

今回は、9月の誕生石サファイアについてご紹介させていただきます。

サファイアの歴史

9月の誕生石として知られる「サファイア」。

その美しい青は、まるで澄み渡る空や深い海のように、見る人の心を落ち着かせてくれます。

でも実は、サファイアの魅力はその色だけではありません。
何千年も前から、人々に“特別な意味”を込めて大切にされてきた宝石でもあるのです。



神話の時代から愛された宝石

サファイアの歴史は、古代文明にまでさかのぼります。
古代ペルシャでは「空は巨大なサファイアの反射で青く見える」と信じられており、この石には神聖な力が宿っていると考えられていました。

また、古代ギリシャやローマでは、サファイアは「誠実」「知恵」「守護」の象徴とされ、神々への祈りやお守りとして使われていたと言われています。

■K10YG サファイアバゲットカットリング ¥44,000(tax in)


サファイアの語源とは?

〜名前に込められた「青の記憶」〜

サファイアという名前は、ラテン語の「sapphirus(サッフィルス)」、またはギリシャ語の「sappheiros(サッペイロス)」に由来すると言われています。
いづれも「青い石」を意味する言葉で、その美しいブルーが印象的なこの宝石にぴったりの名前です。

古代の人々にとって、「青」は空や海、神秘や知恵の象徴でした。
サファイアという名前には、そんな自然への畏敬の念や、石に宿る“特別な力”への信頼が込められているのかもしれません。

宗教と結びついた“聖なる宝石”

中世ヨーロッパでは、サファイアは教会や聖職者にとって特別な存在でした。

特にローマ・カトリック教会では、「心を清め、真実を語らせる石」として司教の指輪にも使われるほど。
悪しきものを遠ざけ、神に近づく手助けをしてくれると信じられていたのです。

このように、サファイアはただの装飾品ではなく、精神性や信仰と深く結びついた宝石だったことがわかります。

■K10YG サファイアマーキスゴールド枠リング ¥66,000(tax in)


王室に選ばれ続けた“気品の象徴”

歴史をたどると、サファイアは多くの王族・貴族に愛されてきました。
その深いブルーは、冷静さ・高潔さ・誠実さを連想させ、「王の石」と呼ばれることもあるほど。

特に有名なのが、イギリス王室で受け継がれているブルーサファイアの婚約指輪
これは故ダイアナ元妃が選んだリングで、現在はキャサリン妃(ウィリアム王子の妃)が身につけています。

品格とロマンを兼ね備えたこの指輪は、現代でも“憧れのジュエリー”として多くの女性に愛され続けています


日本での広まり

日本でサファイアが広く知られるようになったのは、明治時代以降。
西洋の文化やファッションが入ってくる中で、サファイアは“美しい宝石”として注目され、次第にブライダルジュエリーや誕生石として定着していきました。

今では、9月生まれの方への贈り物や、ご自身の“守護石”として選ばれる方も増えています。


サファイアは、物語のある宝石です

サファイアは、ただ「美しい」というだけでなく、
古代から現代まで、人々の想いや願いを受け継いできた宝石です。

サファイアを身に纏うときには、長い歴史と共に歩んできた小さな物語に思いを馳せてみるのもロマンチックで素敵ですね。

■【9月誕生石】K10YG 1粒サファイアエンフィス誕生石リング/誕生石ピンキーリング1~18号【オーダーメイド商品】

 

ご自身の誕生石としてはもちろん、大切な方への贈り物にもおすすめのサファイア。
誕生石に込められた想いや意味とともに、心に残る特別なジュエリーを選んでみませんか?

リングだけでなく、ピアスやネックレスなど、さまざまなサファイアジュエリーをご用意しております。サファイアの商品はこちらから→

ぜひ一度、店頭にてサファイアの持つ気品と深みをお楽しみください。

 

COLETTE GIFT(コレット ギフト)名古屋店 I.